ちいさなちいさな王様

ちいさなちいさな王様

ちいさなちいさな王様

平凡なサラリーマンの前に現れた人差し指サイズの王様。王様の世界では生まれたときに何でもできるので仕事をして、年を取るにつれて小さくなりだんだん物事を忘れていく。小さくなるにつれて夢を見る時間が増えて王様たちはだんだんと自由になっていくのだ。
児童書です。でも話がかなり深くて明らかに大人に向けたメッセージぽいので大人向け絵本かもしれません。王様の言葉は本当に深くて考えさせられます。大人になるにつれて失っていくものもありますがそれを思い出すことは誰にでもできるのではないかと思います。
「ちいさな王様が心にかけていて寂しい思いをしている人が世界にはきっとたくさんいるんだ」