コララインとボタンの魔女

コララインとボタンの魔女

コララインとボタンの魔女

主人公のコララインが古いアパートに引越してきたところからお話は始まります。コラライン達家族の部屋には隣の部屋との境目に、レンガで塞がれたドアがありました。お母さんが「どこに繋がっているの」と聞くコララインに開けて見せた時には確かにレンガしかありませんでした。しかしある夜小さな物音に目覚めたコララインがその物音についていくとレンガで塞がれているはずのドアの向こうに黒い廊下が伸びていたのです。ドアの向こうのもう1つの世界。そこではもう一人のママがコララインのことを待ち構えていました。。。
ブラックファンタジー。外国の本でこういう雰囲気の話は珍しい気が。日本人でいうなら星新一に似た雰囲気だと思います。夜に思い出すとほんのり怖いです。もう一人のママがだんだん怖くなっていくのが静かにスリルがあります。最終的にはハッピーエンドですがお子様に読み聞かせるのにはお勧めしません(笑)